「清掃シーンはTBSの依頼で撮影 「誤解を与えかねない」と謝罪」:イザ!

来源:百度文库 编辑:神马文学网 时间:2024/07/08 13:50:54

清掃シーンはTBSの依頼で撮影 「誤解を与えかねない」と謝罪

2009/04/26 18:22更新 記事本文

 TBS系の「情報7days ニュースキャスター」(11日放送)が、通常実施しない清掃作業を業者に依頼し、報じていたことが26日、分かった。国土交通省近畿地方整備局から事実誤認と指摘され、25日の放送で「誤解を与えかねない表現になったことをおわびします」と謝罪した。

    記事本文の続き 問題となったのは、国からの財源移譲などを政治家らが議論する「地方自治スペシャル」。その中で、大阪府から委託を受けた清掃車が、国道交差点の手前で回転ブラシを路面から上げ、交差点を渡ると作業を再開させるシーンを放送した。

 「国道が通る交差点は国が掃除することになっているという」などとナレーションをして二重行政の無駄を指摘した。

 TBS広報部によると、業者は通常、効率性を考え国道交差点は清掃するが、交差点を清掃しないと思い込んだ取材スタッフが「正式なやり方を撮りたい」などと業者に依頼し、業者側が府に問い合わせ、「歩行者の安全のためにブラシを上げることもある」などと了解され、取材に応じたという。

 

TBSを厳重注意=交差点清掃報道で-総務省

 総務省は5日、TBS系で4月11日に放送された番組「情報7days ニュースキャスター」で事実誤認に基づく内容の放送をしていたとして、TBSテレビを厳重注意したと発表した。また、再発防止策を文書で3カ月以内に同省に報告するよう強く要請した。
 問題とされたのは、国と地方の「二重行政」の事例として紹介した国道と大阪府道の交差点での清掃シーン。TBSが実際の清掃方法とは違うやり方を業者に依頼していた。
 これに関し、同省は報道は事実を曲げないとする原則から逸脱し、「放送番組の編集上求められる注意義務を怠った重大な過失があった」(地上放送課)と判断した。TBSは「取材体制や番組制作過程でのチェック体制の充実を図るなどして再発防止に努める」とのコメントを発表した。(2009/06/05-15:37)